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最小ロットと納期の仕組み:包装の生産はどう組まれているか
最小発注数量が存在する理由、納期を決めているもの、そして特急料金を払わずに日程を詰める方法。
Production Planning Team6 min read

最小ロットと納期は、包装の案件が最もよく行き詰まる 2 つの数字であり、どちらも供給者が勝手に決めた方針だと広く誤解されています。
どちらも恣意的でも固定でもありません。その背後にあるものを理解することが、実効性のある交渉につながります。
最小ロットを実際に決めているもの
最小発注数量を決めているのは材料ではなく段取り費です。オフセット機の段取り——刷版、インキ、見当合わせ、色の承認——にかかる時間とヤレ紙は、その後 500 個刷ろうと 50,000 個刷ろうとほぼ変わりません。
ある数量を下回ると、段取り費が単価を支配してしまい、もはや包装の価格に見えなくなります。その境目が最小ロットです。
最小ロットを下回るには
デジタル印刷は刷版の段取りをまるごと不要にします。デジタル印刷の折箱が 100 個から可能なのはそのためです。引き換えに、数量が出たときの単価は高くなり、一部の特色では再現域がやや狭くなります。
もう 1 つは、他の案件と同じ大判に相乗りさせる面付けです。ただし板紙の選択と日程が、相乗り側の条件に縛られます。
納期の内訳
印刷折箱の標準的な 15 日納期は、おおよそ次のように分かれます。本当に詰められるのはこのうち 1 区間だけです。
- 製版とデータチェック:1〜2 日
- 本紙校正とお客様の承認:3〜5 日 — 詰められる区間としては通常ここが最も長い
- 資材の入荷:2〜4 日、ファンシーペーパーはより長め
- 印刷と加工:3〜5 日
- 抜き、貼り、検品、梱包:3〜4 日
特急料金を払わずに日程を詰める
デジタル校正を 24 時間以内に承認し、校正期間中は決裁できる担当者を確保しておいてください。出荷日がずれる最も多い原因は、生産ではなく承認待ちです。
資材を手配する前にデザインを確定してください。ファンシーペーパーを断裁した後の色変更は資材の時計を振り出しに戻し、どれだけ急いでも取り戻せません。



